公演記録
いくつかのこと、ものが結実した公演であった 護られ、イザナワレ、生かされている その静かな感謝に満たされた公演ともいえよう 削ぎ落とした空間には残酷な静寂が広がる しかし、さればこそ広がる豊かさ、美しさがある 身を震わせ、演者たちのパフォーマン…
削ぎ落とした空間なればこそ広がる豊かさ 美しくも残酷な静寂 その静寂は演者の身を切り、時に演者の「舞台に立つ」衝動その根源を問う そこを逃げれば(そこに鈍感であれば)お茶を濁した表現に終わり 踏みとどまった者はその空間に広がる豊かさを手にする い…
素敵な、本当に素敵な公演となった 目指しているいくつかの課題を乗り越えることができ かつ、何より、たくさんの笑顔を、たくさんの喜びのお声を頂いた この上ない幸いであり、励みである =============== 身体の景色カタリ vol.5 2025.3/5…
作品選定から本番までおおよそ8ヶ月の準備期間 そして7日間の興行であった 6/8に磁場が歪んだかのような様々な事象が起きた 公演中止さえ脳裏をよぎったくらいであった しかし紙一重で大事に至らなかった 胸を撫で下ろし、天やカミ、そのような大きな大きな…
目指してきたいくつかの地平を見ることができた 静かな心で、そして満ちた身体で、それらを明確に知覚することができた とても大切な、かけがえのない公演であった 関わってくださったすべての方々に心からの感謝を 本当にありがとうございました そしてこれ…
この公演で通り抜けたものは大きい 自分がどれほどたくさんの方々に支えられているのか 護られているのか それをまざまざと感じることとなった 突きつけられることとなった公演であった 「生かされている」それを強く 深く そして痛いほどに感じた 若い時は…
パンデミックにより選択を余儀なくされたカタリという形式しかしそのシンプルな在り方の深みに驚かされたソロという過酷 しかしそこに横たわる無限の自由想像力という一切の時空的制約から放たれた変幻自在な夢幻の自由そこへ羽ばたいてゆくイメージ僅かな身…
コロナのため中止となった公演 幻の舞台 ここのブログに経緯や またその後の思ったことを都度記してきた ※記憶ノ肖像に関する記事一覧はコチラ 本番を迎えてはいない がしかし 2020年の僕らの日々 その痕跡を ここ「公演記録」に残す 必ず 上演する ーーーー…
この度はお忙しい中、世 amI×身体の景色vol.1「班女」へ、 ご来場頂きまして誠にありがとうございました。 無事千秋楽を迎えることができました。 9ステージ、舞台上には毎回異なる風が吹いておりました。 そしてその風に導かれる俳優の呼吸は、お客様の呼吸…
班女を上演し ちょうど一年が過ぎる 導かれるように 行き着いた舞台 橋本信さんとのお約束をやっと実現できた作品 そしてキム・セイルさんと話し続けた共演がやっと実現できた作品 そして 若き才能たちと出逢えた作品 美しい狂気が 何もない空間に その静寂…
難解だと評される戯曲 が、僕は一度もそう感じなかった 驚くほど素直に、ストレートに主題が書かれている そう思った いわゆる起承転結という物語はないのだが 現在も進行し続けそして正統化され続ける戦争と虐殺が 詩的にそして象徴的に描かれている また地…
下の文章は 身体の景色旗揚げ当初 チラシの絵について書いたもの ◯◯◯ チラシの絵は、 画家・デザイナーの岡野元人さんに依頼しています 岡野元人さんは、僕の父です 昔は色々ありました。 でも、こうして今、一緒に仕事をしています とても素敵なことだと思…
身体の景色旗揚げ10年目の集大成 試行錯誤してきた幾つかの要素が 出演者スタッフ皆々の情熱により調和し 本当にかけがえのない作品となった 再演したい そうしみじみ思う しかしこのテンションまで この集中力まで この繊細で暴力的な呼吸まで 再びすべてを…
2015年 僕は作品を作れなかった。 作れなくなった。 方向性を見失い、じっと今後の活動について思案し続けた。 苦しい時期であった。 一年後この光る道を発表した。 この作品から物語と息のドラマの同居が始まった。 今思えばまだまだ抽象要素の方が勝ってい…
動き続ける絵画のようだ そんな感想を頂いたことを思い出す 出演俳優は三人 原作の登場人物の数を考えるとこれは少ない マクベス夫人にミヒャンさん マクベス夫人を衝き動かす闇のバケモノに僕 そして人間を包み込む森羅万象に小玉さん ベケットの詩も散りば…
大切な作品のひとつ 韓国だけでの上演 かつ一夜限りの公演 徹夜で行った場当たり 小雨であった 明け方 宿舎に戻り倒れるように眠った 起きたら土砂降りで その雨を見ながら独り朝稽古をしたのを思い出す 本番の そして終演後の熱気が 手に取るように蘇ってく…
戯曲を破壊しないように気をつけながら構成台本を書いた最初の作品だったように思う。 この作品以前は戯曲を壊すことで生まれる偶発的なナニかを俳優力でつなげるという荒業を主にしていた。 生者と死者。現と幻。非現実的な世界と繋がるシンプルな構造が美…
エレクトラは幾度も再演を繰り返してきた 再演のつもりが、その度、浮かび上がるものが異なるため 演出もタイトルも変え、上演してきた経緯がある その初めての上演が、この作品 演出ノートは別途アップ コチラを参照くださいませ ミリャン国際演劇祭 招聘(…